あなたがもし、古い空き家を持っているならチャンスです。
取り壊そうとしていた方は、一度手を止めてコンバージョンについて考えていただきたいです。
ただ「コンバージョンって何?」と首をかしげている方もいるかもしれませんので、簡単にお伝えしてきます。
空き家のコンバージョン~オフィス化のメリット~
まず、コンバージョンとは古い空き家の用途を変更することをいいます。
空き家の再利用、と考えるとわかりやすいかもしれません。
近年、少子高齢化の影響もあり古い空き家はどんどん増えて行っているのが現状です。
しかし、家としてではなく、オフィスとして活用できれば、古きよき街の風景を残すことができたり、地域を活性化させることができたりする可能性も秘めているのです。
空き家をコンバージョンするメリットは、オフィスとして貸し出すため収入が入ることがまずあります。
収入が入れば、その分オフィスの充実化にあててもよいですし、街と協力して活性化に貢献できるかもしれません。
またオフィスが増えるので、働き手となる世代が移住してくれた例も実際にあります。
古い家をオフィス化することは、あなたにだけでなく、その街で働こうとしていた人や、街全体に嬉しいことが待っているのです。
空き家のコンバージョン~オフィス化のデメリット~
「じゃあ早速自分の持っている家をコンバージョンしてみよう!」と意気込むのはよいですが、デメリットについても理解しておきましょう。
古い空き家をコンバージョンしてオフィスにするとなると、当然建物の管理はきちんとしていなければいけません。
しかし、昔ながら建物なので耐震性能や防火性は現代の基準に合っていない部分があります。
中身だけ入れ替えていざ貸し出しができても、あとで火事や地震で災害が起きたときに、甚大な被害を受けてしまう危険性があります。
また、修繕にも懸念点があります。
建物が壊れてしまったという最悪の状態を想像してみましょう。
現代の建物は金物で接合するなど方法が多様で修繕がしやすい傾向にありますが、古い建物は場合によっては宮大工などの熟練の技を持っている大工でないと修繕ができないことがあります。
そうなってくると、修繕費は未知数ですし、維持費にもたくさんお金がかかってきてしまいます。
一度壊れてしまった建物の修繕にかかるコストを考えて、結局は売却したり取り壊したりしてしまう方がいるのも現状です。
この辺りのデメリットをよく検討した上で、オフィス化をしていきましょう。
今後のことを考えて、最初に少し多めにお金をかけて、安全安心な建物にしてしまうと良いかもしれませんね。
まとめ
古い空き家のコンバージョンのメリットとデメリットについてご紹介しました。
それぞれの面を踏まえつつ、上手に活用したいですね。
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