- 居抜き店舗とは
- 居抜き店舗のメリットとデメリット
- 居抜き店舗の活用事例
- 居抜き店舗の売却事例
メリット
1.初期投資(改装工事費、設備費、什器費)が低く抑えることが出来ます。
2.初期投資を低く抑えることができると事業経営の損益分岐点も必然的に低くなり、初期投資の回収を早めることが出来ます。
3.居抜き物件の状態にもよりますが、短期間でオープンすることが出来ます。
4.業種・業態にもよりますが、以前のお客様も取り込むことが出来ます。
5.前テナントさんとの話し合いによりますが、スタッフさんの雇用も引き続くことが可能な場合もあります。
デメリット
1.スケルトンから作る場合とは違い、造作やレイアウトなどの融通が利かない場合があります。ある程度、制限された中で店舗レイアウトを考えることになります。
2.大部分の造作を引き継いだ上で入居した場合、前テナントの持っていた店舗イメージまで引き継いでしまうことがあり得ます。前テナントのイメージを払拭し、オリジナリティを出すにはそれなりの工夫が必要となります。
3.設備の老朽化で、開店後に余計な出費がでる可能性があります。厨房機器(冷凍・冷蔵庫、食洗器)やエアコンなどは消耗品で年月とともに壊れることを想定しておいた方が無難です。
4.造作譲渡の場合、買取金額が思いのほか高額なことがあります。売り手は、多額の費用を投じて店舗造作をしたので出来る限り高額でと考えます。但し、買い手にとってはそこまで価値があるとは考えにくいものです。双方にとって納得がいく価格で売買することは困難なのです。
5.居抜き物件の中には、まだ現テナントが解約通知を出していない場合があります。このような物件は、現テナントが借りている賃貸条件をそのまま引き継げる、と想定して募集をかける事がほとんどです。しかし、それはあくまで想定に過ぎず、賃料等の条件変更はあるかもしれません。