近年少子高齢化の影響で空き家がどんどん増え、社会問題になっている事をご存じですか?
住んでいない空き家をメンテナンスするにはお金や手間がかかりますが、もし何もせずに放置した場合には、それ以上のデメリットが降りかかるかもしれません。
この記事では空き家を放置した場合に起こるデメリットや、トラブルの例について解説していきます。
空き家を放置するデメリット①トラブルが起きやすい
もし所有する空き家を放置した場合、近隣住民とのトラブルなど、面倒なデメリットが生じる恐れがあります。
人が住んでいる家では建物内の空気が動きますが、空き家の場合には空気が溜まりやすいため物件が傷みやすく、老朽化が進みやすくなる傾向があります。
湿気や雨漏りで建物が傷むと害虫や害獣が住みやすくなり、それに伴う悪臭など不衛生な環境になる恐れがありますので、ご近所の方とのトラブルに発展する可能性があります。
また、老朽化によって崩壊や倒壊が起こると隣近所の敷地に迷惑をかけるだけではなく、倒壊した建物にあたってケガ人が出るなど、大きな責任を負う可能性もありますので、面倒な問題を回避するために空き家対策を行いましょう。
空き家を放置するデメリット②資産価値が下がる
空き家をメンテナンスせずに放置すると、老朽化による不動産の資産価値が大きく下がってしまうデメリットもあります。
なるべく資産価値を下げたくない場合には、空き家をテナント賃貸物件として貸し出すか、建物を取り壊して更地にするか、土地と共に売却するかの3通りの対処法に分かれます。
賃貸物件として貸し出す場合、あまりにも見た目が古く設備も老朽化が進んでいると、なかなか借主が見つからない事も多いですので、外壁の塗装やクロスの張替え、雨漏りなどの設備の管理を行う必要があります。
建物を取り壊して更地にする場合には解体費用がかかり、30坪の一般的な建物でも120万円ほどの解体費用がかかりますが、昨今の空き家対策の為に自治体によっては解体助成金が出る場合があります。
しかし、土地のみの更地になると固定資産税が最大で6倍になる可能性もありますので注意しましょう。
土地と共に売却を行う場合は自己負担での費用はかかりませんが、古い建物がある分売却価格が下がることがありますので、いずれにしても老朽化によって資産価値が下がる前に行動する方が得策です。
まとめ
空き家を放置すると近隣住民とのトラブルや、資産価値の下落などさまざまなデメリットが発生します。
空き家は放置すればするほどその後の対処にお金や手間、時間がかかりますので、早めに対処法について検討すると良いでしょう。
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