近江八幡市土田町で建設が進められている、新たな商業施設「クロスモール近江八幡」。
滋賀県に提出された大規模小売店舗立地法の届出では、2026年9月22日が新設予定日とされています。8月に入って施設の外観が見え始め、複数の出店予定店舗ではスタッフ募集も進んでいます。
ホームセンター、ドラッグストア、家電、産直市場、リユース、カー用品、飲食など、日常生活に関わる店舗が集まる予定で、近江八幡市内の買い物環境にも変化が生まれそうです。
今回は、2026年8月時点で公表・報道されている情報をもとに、クロスモール近江八幡の施設概要と、周辺地域への影響を整理します。
なお、9月22日は法律上の届出に記載された「新設予定日」です。施設全体や各店舗の実際の開業日とは異なる場合があるため、利用前には各店舗の公式情報をご確認ください。
※画像は郊外型商業施設のイメージです。
クロスモール近江八幡とは?
クロスモールは、オリックス不動産が展開する商業施設ブランドです。オリックス不動産は「ヒト」と「モノ」が交差し、地域に親しまれる身近な空間を目指す施設として、クロスモールなどを全国で展開しています。
クロスモール近江八幡の計画地は、近江八幡市土田町1357番ほか。近江八幡警察署や近江八幡市立総合医療センターなどがある土田町の「商業機能交流拠点地区」で建設が進められています。
滋賀県の公告で確認できる主な施設概要は、次のとおりです。
・所在地:近江八幡市土田町1357番ほか
・新設予定日:2026年9月22日
・店舗面積の合計:9,982平方メートル
・駐車場:459台
・駐輪場:39台
・駐車場の出入口:4か所
・届出上の店舗営業時間:午前6時30分から午後9時45分まで
・駐車場利用可能時間:午前6時から午後10時まで
店舗面積は約1万平方メートル、駐車場は459台を備える計画で、複数の大型店や専門店が集まる郊外型の商業施設となります。
出店が予定されている店舗
2026年8月時点では、現地の工事状況や店舗側の案内、スタッフ募集などから、次の店舗の出店が予定されています。
・ホームセンターコーナン
・キリン堂
・エディオン
・産直市場よってって
・セカンドストリート
・オートバックス
・マクドナルド
なかでも「産直市場よってって」は滋賀県初出店と報じられており、地元の農産物や生鮮品を扱う新たな買い物先として注目されます。
ホームセンター、ドラッグストア、家電、食品、リユース、カー用品、飲食と業種が分かれているため、一つの施設内で複数の用事を済ませやすい構成です。
ただし、店舗名や開業日、営業時間は今後変更される可能性があります。訪問前には施設や各店舗から発表される最新情報をご確認ください。
変化1|日常の買い物をまとめやすくなる
クロスモール近江八幡の大きな特徴は、日常生活に密着した店舗がまとまって出店することです。
DIY用品や日用品、医薬品、家電、生鮮品、中古品、カー用品などを同じ敷地内で見比べられるため、複数の店舗を車で回っていた人にとっては、買い物の選択肢が広がります。
特に、まとまった買い物をしたい子育て世帯や、自動車で移動する市民にとって、利便性の高い施設になる可能性があります。
一方で、すべての店舗が同じ日に開業するとは限りません。施設が一度に完成するというより、各店舗の工事や準備に応じて段階的に利用できるようになる可能性もあります。
変化2|買い物の流れが土田町周辺へ広がる
大型商業施設が開業すると、その施設だけでなく、周辺道路や近隣店舗を含めた人と車の流れが変わります。
クロスモール近江八幡には459台分の駐車場と4か所の出入口が計画されており、来店手段は自動車が中心になると考えられます。
目的の店舗を利用した後に周辺の飲食店へ立ち寄る、医療センターなどへの用事と買い物を組み合わせるといった動きが生まれれば、土田町周辺での滞在時間が長くなる可能性があります。
ただし、周辺の店舗へ人が流れるか、施設内だけで買い物が完結するかは、実際の店舗構成や道路動線によって変わります。開業後の人流を見なければ判断できない部分もあります。
※画像は商業施設周辺の人・車の流れを表したイメージです。
変化3|新たな働き場所が生まれる
2026年8月には、出店予定の複数店舗でオープニングスタッフの募集が確認されています。
販売、接客、品出し、レジ、整備、飲食など、異なる業種の仕事が同じエリアに生まれるため、近江八幡市内や周辺地域で働きたい人にとって、選択肢が増える可能性があります。
新しい商業施設は買い物の場であると同時に、地域の雇用の受け皿にもなります。今後は、求人の充足状況や、開業後の人員体制にも注目したいところです。
既存店舗との競争にも注目
買い物の選択肢が増えることは、利用者にとって大きなメリットです。一方、周辺の既存店舗にとっては、同じ商品やサービスを扱う大型店が増えることになります。
価格や品ぞろえで大型店と競うだけでなく、専門性、相談のしやすさ、配達、修理、地域とのつながりなど、既存店ならではの価値が、これまで以上に重要になると考えられます。
また、大型施設への来訪者を周辺店舗が取り込めれば、新しい商業集積が地域全体のにぎわいにつながる可能性もあります。
開業直後の混雑だけでなく、半年後、一年後に人の流れがどのように定着するかを見ることが大切です。
交通や周辺環境への影響は?
大規模小売店舗立地法では、店舗の新設にあたり、交通、騒音、廃棄物など周辺の生活環境への配慮が求められます。
滋賀県は2026年9月7日に大規模小売店舗立地審議会を開催し、クロスモール近江八幡を審議予定案件の一つとしています。
開業直後や週末は来店車両が集中する可能性があるため、周辺を通行する際には、店舗の出入口や混雑状況を確認する必要があります。
地域の利便性向上と、周辺道路や住環境への負担をどのように両立させるかも、今後の注目点です。
まとめ
クロスモール近江八幡は、近江八幡市土田町で新設が予定されている、店舗面積約9,982平方メートルの商業施設です。
ホームセンター、ドラッグストア、家電、産直市場、リユース、カー用品、飲食など、生活に身近な店舗が集まることで、近江八幡市内の買い物の選択肢は広がると考えられます。
その一方で、実際の開業時期、周辺道路の混雑、既存店舗への影響、人の流れがどこまで周辺へ広がるかは、開業後に確認する必要があります。
届出上の新設予定日は2026年9月22日です。各店舗の正式な開業日や営業時間が発表されれば、施設の利用方法もより具体的に見えてくるでしょう。
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