テナントを経営するとなった場合、最も大切なポイントは「立地」です。
この記事では、立地の何が大事なのかというのをさらに深掘りし、立地の種類や選ぶ時のポイントまでご紹介します。
テナントは立地が大事!種類を選ぶ時のポイントとは
経営する時、「テナントは立地が大事」であり、テナントの立地の種類によって仮に同じ内容の店舗だったとしても大きく集客力が異なります。
ここでは、立地が大事という理由を深掘りしてご紹介します。
<テナントは立地が大事!立地によって売り上げが左右される>
テナントの立地によって集客力が変わるということを話しましたが、さらにそれを深掘りして考えると、集客力が下がるということはほぼ比例して売り上げが下がるということも言えるのです。
テナントは立地産業と呼ばれることもあるほど、商品や外装、内装、戦略を考えるよりも最も大事なのが立地なのです。
その他、店舗のコンセプトに見合う条件も考慮しましょう。
テナントの立地の種類とその強み
ここからはテナントの具体的な立地の種類や強みについてご紹介していきます。
ここをしっかり押さえて、テナントに合った立地を的確に選べるようになりましょう。
<テナントの立地の種類①ビルイン型店舗>
ビルイン型店舗はビルの中(2階以上)にあるテナントの種類で空中店舗と呼ばれることもあります。
初期投資が少なく住むことが大きなメリットに挙げられますが、ビルの中にあることから露出が少なく、集客が大変なことがデメリットになります。
ターゲットが明確に定まっている場合、ビルに適したテナントの場合はこの種類を選ぶといいでしょう。
<テナントの立地の種類②路面店>
繁華街や大通りといった、人通りの多い場所に面したビルの一回に入っているテナントで、歩行者が気軽に立ち寄ることができるため、興味を引く個性的なお店が多い印象。
自由度が高いのが特徴ですが、初期費用や家賃が高額であることがデメリットとして挙げられます。
<テナントの立地の種類③商業施設型店舗>
デパートやショッピングセンターの中に入っているテナントのことで、施設内のものを、同じく出店している多店舗と共用で利用できるのが特徴です。
しかし、それと同時に、営業時間や内装工事といった商業施設側の事情に合わせなければいけないということがデメリットになり得ます。
店舗のデザインにおいても、いろいろと考慮しなければいけないのが少し手間に感じるかもしれません。
<テナントの立地の種類④ロードサイド型店舗>
交通量が多い幹線道路沿いに独立しているテナントです。
車通りが多いため、自動車で来店することを考慮して作られており、ドライブスルーがある店舗や駐車場が広い店舗が多く見られます。
この種類は郊外に建てられることが多いため、他の種類と比べると地価が安いということが大きなメリットです。
しかし、広い面積を取れるがゆえのデメリットも。
広い駐車場だと徒歩で来店する方や高齢者の客足が遠のくということです。
まとめ
テナント経営するうえで最も大事なのは立地であり、どれだけ商品が良くても立地が悪ければ売れません。
今回ご紹介した4つのテナントの立地の種類と、これから運営していく店の種類を照らし合わせ、最も適切な立地条件を選んでくださいね。